化学組成
学年 | C≤ | Si≤ | Mn≦ | P≤ | S≤ | Ni | Cr |
201 | 0.15 | 1 | 5.50-7.50 | 0.5 | 0.03 | 3.50-5.50 | 16.00~18.00 |
202 | 0.15 | 1 | 7.50-10.00 | 0.5 | 0.03 | 4.00-6.00 | 17.00~19.00 |
304 | 0.08 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 8.00~11.00 | 18.00~20.00 |
304L | 0.03 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 8.00~12.00 | 18.00~20.00 |
309 | 0.2 | 1 | 2 | 0.04 | 0.03 | 12.00~15.00 | 22.00~24.00 |
309S | 0.08 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 12.00~15.00 | 22.00~24.00 |
310 | 0.25 | 1 | 2 | 0.04 | 0.03 | 19.00~22.00 | 24.00~26.00 |
310S | 0.08 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 19.00~22.00 | 24.00~26.00 |
316 | 0.08 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 10.00~14.00 | 16.00~18.00 |
316L | 0.03 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 10.00~14.00 | 16.00~18.00 |
316Ti | 0.08 | 1 | 2 | 0.045 | 0.03 | 10.00~14.00 | 16.00~18.00 |
410 | 0.15 | 1 | 1 | 0.04 | 0.03 | 0.6 | 11.50-13.50 |
430 | 0.12 | 0.12 | 1 | 0.04 | 0.03 | 0.6 | 16.00~18.00 |
ステンレス鋼コイルの表面仕上げ
表面仕上げ | 意味 | 応用 |
No.1 | 熱間圧延後、熱処理、酸洗またはそれに相当する工程を経て仕上げられた表面。 | 薬液タンク、パイプ |
2B | 冷間圧延後、熱処理、酸洗等の処理を施し、最後に冷間圧延により適度な光沢を与えたもの。 | 医療機器、食品工業、建築資材、厨房用品。 |
No.4 | JIS R6001に規定されるNo.150~No.180の砥粒で研磨仕上げしたもの。 | 厨房用品、電気機器、建築工事。 |
ヘアライン | 適切な粒度の研磨材を使用し、連続した研磨筋が出るように研磨仕上げたもの。 | 建築工事。 |
BA/8Kミラー | 冷間圧延後に光輝熱処理を施したもの。 | 厨房用品、電気機器、建築設備 |
ステンレス鋼の知識
●304 ステンレス鋼
304 ステンレス鋼は、耐食性や成形性など、優れた総合特性が必要な機器や部品の製造に一般的に使用される汎用性の高い材料です。固有の耐食性を確保するには、ステンレス鋼には少なくとも 18% のクロムと 8% のニッケルが含まれている必要があります。
の基準
304 鋼の組成は、その耐食性と価値を決定する上で重要な役割を果たします。ニッケル (Ni) とクロム (Cr) が主な元素ですが、他の成分も含まれる場合があります。製品規格では、304 鋼に対する特定の要件が指定されています。業界では、Ni 含有量が 8% を超え、Cr 含有量が 18% を超える場合、304 鋼として分類できると一般に理解されています。そのため、18/8 ステンレス鋼と呼ばれることがよくあります。なお、304鋼の製品規格には明確な規定があり、ステンレス鋼の形状や形状により規定が異なる場合があります。